濵田 裕子

看護学部 看護学科/小児看護学領域
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学位
博士(看護学)
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免許等
看護師、保健師
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研究分野
小児看護学、家族看護学
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研究テーマ
・小児緩和ケア/子どもホスピスに関するアクションリサーチ
・子どもを亡くした遺族に関するナラティブ研究
・グリーフ・ビリーブメントケアに関する研究
業績
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(著書)
中野綾美編:ナーシンググラフィカ28巻「小児看護学:小児の発達と看護」第6版、 濵田 裕子(分担執筆);第4章3「心身障害のある子どもと家族への看護」,メディカ出版,pp343-357,2019.
濵田裕子編著「空にかかるはしご」-天使になった子どもと生きるグリーフサポートブック-,九州大学出版会,2017
鍋谷まこと他編:輝く子どものいのち~こどもホスピス・癒しと希望~,濵田裕子(分担執筆):「地域に根ざした子どもホスピス」,いのちのことば社, pp142-157,2015
川本理恵子編:臨床実習指導ナビゲーター,濵田裕子:藤田紋佳(分担執筆);「小児看護学実習」,ユリシス,pp191-204,2015
濵田裕子・幸松美智子編著:場面で学ぶ小児看護学第2版,メディカ出版,2012
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(論文)
濵田裕子,藤田紋佳,森口晴美:子どもを亡くした遺族への関わり~遺族から学ぶグリーフケア~,グリーフ&ビリーブメント研究,創刊号,pp69-75,2021
Ayaka Fujita,Yuko Hamada,Toshiharu Matsuura:Mothers’experiences with pregnancy and childbirth following pediatric living liver transplant donation: A qualitative descriptive study, Transplantation Proceedings,vol53,No2,pp630-635,2021
濵田裕子:障がいのある子どものEnd of Lifeとこどもホスピス、小児看護vol43,No11,pp1381-1387,2020
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(学会発表)
林下 里見,濵田 裕子,宮田 潤子,藤田 紋佳,森口 晴美:総排泄腔遺残症患者の体験~終わらない病気をもつ女性として生きる~,第67回日本小児保健協会学会,2020,福岡
濵田裕子:ビジュアル・ナラティブのグリーフケアへの可能性:シンポジスト“ビジュアル・ナラティブの実践性と多様性”日本質的心理学会第16回大会,2019,東京
Yuko Hamada:Palliative Care for Children and Grief Care for Families:Practice, Research and Education ,International Conference of the Research Institute of Nursing Science,2019,Korea
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(競争的資金獲得状況)
藤田紋佳(代表),濵田裕子(分担):科学研究費,基盤研究(C),令和3年度~令和6年度,子どもを亡くした家族のビリーブメントプログラムの開発
濵田裕子(代表):科学研究費,基盤研究(C),平成29年度~令和3年度,ビジュアル・ナラティブを用いた同期的対話によるグリーフケアの生成
濵田裕子(代表):公益財団法人笹川保健財団,2020年度地域保健に関する研究助成:エンドオブライフ期にある小児がんの子どもの在宅ケアのあり方に関する研究,2020年度~2021年度
大隅朋生(代表):厚生労働科学研究,がん対策推進総合研究事業,令和元年度~令和2年度;小児がん患者に対する在宅医療の実態とあり方に関する研究,(分担;倉田敬,古賀友紀,濵田裕子)「病院・自宅以外での小児がん患者の看取りに関する研究」
宮田潤子(代表)濵田裕子(分担):科学研究費,基盤研究(C),令和3年度~令和5年度,排泄障害をもつ女性患者の女性としての生き方を知る
濵田裕子(代表):科学研究費、基盤研究(C)、平成26年度~平成28年度、子どもを亡くした家族のグリーフケアプログラムの開発~語りのアクションリサーチ~
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(社会貢献)
NPO法人福岡子どもホスピスプロジェクト代表理事(2014年~現在)
日本小児看護学会評議員(2015年~現在)日本小児看護学会倫理委員(2015年~2021年)
日本家族看護学会評議員(2016年~現在)、日本家族看護学会第28回学術集会企画委員(2020~2021)
日本小児がん看護学会理事、研究助成委員会委員長(2021年~現在)
日本看護研究学会 看保連診療報酬ワーキング“障がい児の生活世界を広げるプロジェクト”(2016年~現在)
福岡こども病院地域医療支援病院諮問委員会委員(2018年~2020年)
(学生に向けてのメッセージ)
看護は実践の科学です。日々変化している社会の中で、人や環境、現象に対する洞察力を学んでいきましょう。成熟社会となった日本は、健康や病気とともにどう生きるかが問われ、看護の力が求められています。現場を変革していく力をともに養いましょう。