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建学の精神:個性の伸展による人生錬磨 人にはそれぞれ生来その人特有の個性を賦与されており、個性とは他と区別される特徴的長所、美点、得意面等を意味し“第一義的特性”といいます。 「三つ子の魂百まで」や「栴檀は二葉より芳し」の格言にあるように、初等、中等教育の段階までは生得的性格、資質、天賦の才等を指して言うことが多いのですが、高等教育の段階においては、さらに進化し、「個性」すなわち「専門性」として、より高度化、社会的、学問的な専門領域や専門分野を「個性」として位置づけています。 本学では、薬学という専門性に集中、特化する教育を基本とし、高度専門職、そして天職として自己の人生の社会的使命を自覚することを目指しています。さらには、「個性」の持つ独自性のみが可能とする独創性、独創力に最も高い価値を置いています。 「個性の伸展による人生練磨」は学校教育のみに終わることなく、生涯を通して自己実現を達成していく建学の精神です。 |
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薬剤師をめざす若者へ
薬学の道に入って50年、来年には古希を迎える歳になって、つくづく思うことがあります。それは政治家が揮亳の際によく使う肩肘張った難しい格言や言葉よりも、民衆の間で言い伝えられ、イロハカルタにもなっているような言葉の中に人生の真実があるということです。いわく、「急がば回れ」・「論より証拠」・「百聞は一見にしかず」などです。「好きこそものの上手なれ」というのもその一つです。薬学6年制の今、学ぶべき内容は私の時代に比べて格段に多く、高度になっています。さらに卒業後には国家試験が待ち受けており、薬剤師への道は決して易しいものではありません。しかし「好き」であることは、これらを乗り切るための大きな原動力になります。薬学に興味のある皆さんは書物を始め色々な方法で薬学の知識を得ておられるでしょう。しかし教育現場を自分の目で見、確かめるのが一番です。「百聞は一見にしかず」です。本学は頻繁にオープンキャンパスを開催しています。また開催日以外でも、あらかじめお申し込みいただければ見学は可能です。ぜひ自分自身の目で「好き」を発見し、本学の門をたたいてください。本学は必ずお応えします。 私には20数年前に最初に接して以来、今に至るまでそれを越える言葉に出会っていない好きなセリフがあります。レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説の主人公、フィリップ・マーロウの「強くなければ生きて行けない、優しくなければ生きてゆく資格がない」です。課せられた使命と仕事を愛する「強く」て「優しい」薬剤師を育てることが私の願いです。
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これは昭和35年、故 学園理事長都築貞枝と故 学園総長都築頼助が、本学を創設した当時の建学の精神とその目標を示したものです。 薬学という独自の領域に没入して学芸の深化に努めると共に、幅と厚みのある人材を育成することにその目標を置き、教育の普遍性を重んじると共に豊かな個性の発揚に努力する。第一薬科大学とは、薬学の第一義的本命の達成に生きることを目標とする大学という意味です。 |
| 本学は故 学園理事長 都築 貞枝(元 福岡県立西福岡高等学校長、および筑紫中央高等学校長)と、故 学園総長 都築頼助(元 福岡教育大学教授)が理想的学園を創設し、終生教育に殉ぜんことを誓い、昭和31年、学校法人高宮学園を設立、福岡第一高等学校等を創設したことに始まります。その後、第一薬科大学は総合学園の構想の下に、昭和35年薬学部薬学科として発足し、昭和42年には薬剤学科、製剤学科の二学科制に移行しました。その後、平成18年から薬学部6年制になり、薬学部薬学科として現在に至っております。 |