第一薬科大学 看護学部では、薬科大学だからできる「薬物療法に強い看護教育」を行っております。
薬物療法に強い看護教育の一部として、2年生の精神看護学概論では、領域実習でもお世話になっている 医療法人 慈光会 若久病院の薬剤科長 中山智美先生をゲストスピーカーにお招きし、「薬剤師からみる看護師の役割」をお話しいただきました。臨床の方からお話いただく機会は貴重で、学生たちは真剣に耳を傾け学んでいました。
これまで、多くの学生は、「薬物療法に強い看護師」を漠然としたイメージで捉えていましたが、中山先生の『看護師の視点が薬物治療を変える』という言葉を聞き“看護師にも薬の知識があれば、患者の治療の選択肢を増やし、その人らしい生活により近付ける可能性を高めることができる”“薬物療法の知識があれば、より患者に寄り添ったケアができる”ということを感じたようです。これらの気づきを、今後の学びに活かしていくことを期待します。