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看護学部からのお知らせ

4年生 総合看護学演習 嚥下困難な高齢者の事例について演習を行いました

 総合看護学演習(高齢者看護学領域の担当コマ)では、嚥下困難な高齢者の服薬支援の事例をもとに講義と演習を行いました。

 薬学部の先生にもご協力頂き、ラムネ菓子や乳糖を用いて本物の薬に見立てた模擬薬を袋オブラートや嚥下補助ゼリーなどを用いて体験しました。
講義と演習を通して、学生からは「粉薬をオブラートに包む作業も難しく感じる高齢者もいるということに気づいた。嚥下の状態など一つのことだけでなく、手指の動きなど様々なことをアセスメントし服薬方法を考えていく必要があると学んだ」「服薬指導の際は薬を飲みましょうと指導するだけでなく、患者の服薬に対する思いに寄り添うことが大切だとわかった」「薬の作用、副作用だけでなく、併用禁忌や服薬後の観察項目も把握しておくことがわかった」という声が聞かれました。

 嚥下障害という一側面だけでなく、加齢に伴う薬物動態の変化を理解したうえで、個々の身体機能や薬に対する理解度、介護者の有無など多面的側面から服薬支援を行うことの重要性を学んでいました。