都築学園　創立70周年記念事業
福岡未来志向型「ランドマークタワー」建設募金について

ご挨拶

謹啓　時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

　平素より格別のご厚誼ご高配を賜り、有難く厚く御礼申し上げます。

第一薬科大学は、昭和35（1960）年に、西日本初の薬学の単科大学として開学して以来、平成28（2016）年に、西洋医学と東洋医学（日本漢方）の東西融和の要として、西日本で初めての漢方薬学科を開設いたしました。さらに令和2（2020）年には、全国で初めて薬科大学薬学部に併設された看護学部を設置し、薬物療法に強い看護師の養成にも取り組んでおります。

また、令和4（2020）年には、薬の高度な知識を生かし、データサイエンス領域や医療ビジネス領域などに幅広く未来に貢献するために薬科学科（4年制＋大学院）を新設し、常に時代に先駆けた新たな一歩を踏み出しております。

　一方、第一薬科大学は社会貢献事業として、災害時における福岡市南区の中核避難所としての活動（平成29（2017）年6月12日）及びモバイルファーマシー（移動調剤薬局）導入（平成30（2018）年12月3日）により、広域にわたる“薬”の供給を可能にする取組みも進めており、福岡市及び福岡市社会福祉協議会との協議により、本学主要施設を災害ボランティアセンターとする協定締結（令和3（2021）年7月27日）に行いました。これにより福岡市の要請に基づき、迅速な復旧・復興のため被災者とボランティアを結びつける場所として、被災者支援の強力な活動拠点となりました。

　このたび第一薬科大学では、学校法人都築学園の創立70周年を迎えるにあたり、記念事業として、国際交流・市民交流を推進し、開かれた大学の象徴となる新キャンパスを構想しております。時代と未来社会の要請に応えるため、現在の由緒ある高宮キャンパスを拡張し、先進的な環境配慮技術を取り入れた魅力ある新たなランドマークタワーを建設し、更なる躍進を果たしていきたいと思っております。

　昨今の厳しい情勢の中ではありますが、新構想のご趣旨にご賛同いただき、皆様の温かく心強いご支援を賜りたく衷心よりお願い申し上げます。

謹 白

令和5年3月吉日

学校法人都築学園

第一薬科大学