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ひらめき・ときめきサイエンス「身近なものから色や香りを取り出せる?」を開催しました

8月8日(火)、大学の科研費による研究成果をわかりやすく紹介する、中高生のためのサイエンスプログラム「身近なものから色や香りを取り出せる?」を開催しました。このプログラムには中高生15名が参加、高校化学の先生方約20名が見学されました。大学院生や学部学生の協力もあり、盛況のうちにプログラムは終了しました。

受付を済ませ、開会式を行いました。

まず身の周りにあるものは様々な物質の複合体であることを確認するために、水性カラーペンの色素をペーパークロマトグラフィーで分離しました。

参加いただいた中高生のみなさん、とっても真剣です。

次に、レモングラスからレモンの香りの成分(シトラール)を抽出し、植物から特定の成分を抽出する方法があることを体験しました(水蒸気蒸留)

当日は九州各県の高校化学の先生方約20名が見学されました。

実験の合間に大学直営食堂で和風薬膳カレーとソフトクリーム休憩です!

続いて、中央機器室で、抽出・分離した成分の構造を様々な機器分析により明らかにできることを学びました。

最後に、このような方法で様々な未知の化学物質を取り出し、新しい物質を探していく科研費研究の面白さや魅力を学んでまとめとなりました。

集合写真

参加者アンケート

⚫︎薬学に興味があったので、学校からの案内を見て、せっかくなら参加しようと参加したら、薬学についてだけでなく、科学についてたくさんのことを知ることができてとても楽しかった。大学生の先生方と1日お話して、とても充実した時間を過ごせた。わからないことも丁寧に教えてくださってとても楽しかった。

⚫︎今回のプログラムによって、今、学校でしている「総合的な活動」で探求している「香り」を抽出する方法を知ったので、今後の探求の仕方を明確にすることができた。また普段知ることができない大学での生活を大学生の方々から教えてもらえて将来の参考となった。

⚫︎普段できないような実験ができてとても楽しかったし勉強になりました。水につけるだけで、簡単にインクの色が変わったので驚きました。レモングラスの実験が思ったよりシンプルなのに、本当にレモンの香りが抽出されたので面白かったです。もっといろんな実験などについて興味がわきました。

⚫︎磁力を与えることによって、ものの構造がわかるということを新しく知りました。

⚫︎来年も行きたくなりました。学生スタッフや先生方、いろいろな準備、後片付け、本当に有難うございました。

⚫︎いろいろなアクティビティーができてとても充実した時間を過ごせました。薬学にも興味がもっとわきました。

⚫︎色の実験もきれいにできて、仕組みもわかりやすくて理解できました。将来、理系に進みたいので、大学の様子が分かって良かったです。

⚫︎将来、自分も研究したいなと思いました。大学の雰囲気もとても良いなと思いました。

⚫︎色はいくつの色でできているのかを、ただ本で読むよりも実験という形で自分で体験したほうがすごく理解しやすかったので、とても楽しかったです。今日の実験などを生かして将来役に立てたいと思いました。

⚫︎私たちをこのイベントで支えて下さった大学生の方々がとても親切で優しかったため、話しやすかったです。楽しい体験を有難うございました!

スタッフのみなさんお疲れ様でした。

※当プログラムは日本学術振興会科学研究費「ひらめき・ときめきサイエンス ~ようこそ大学の研究室へ~ 」の採択を受けて実施しています(23HT0200、実施代表:藤井由希子)

◾️後援:福岡市教育委員会