本学薬学部漢方薬学科の１年生が、2025年10月19日（日）に開催された「第6回九州杯青少年五星奨中国語コンテスト」で3等賞を受賞しました。
学生は、中国語の先生に勧められたことをきっかけに中国語スピーチコンテストへ参加し、あらかじめ決められたテーマ「大学生活と大学に入った理由」についてスピーチを行いました。自分の経験をもとに日本語で内容をまとめ、それを自ら中国語へ翻訳する作業が最も大変だったそうです。
中国語は漢方へ興味をもったことがきっかけで高校2年生の頃から学び始めたそうです。そして、漢方を学びたいという思いから第一薬科大学の漢方薬学科への進学を決めたそうです。
コンテスト当日は、心臓がバクバクし頭が真っ白になるほど緊張したそうです。会場の張りつめた空気に飲まれながらもスピーチをやり遂げ、特に若い参加者が流暢に話す姿に刺激を受けながらも、最後まで頑張れたことが大きな達成感につながったと振り返っていました。
普段から中国語の故事成語や四字熟語の深い表現に魅力を感じて学んでおり、今回の経験は語学力の向上だけでなく、精神面の成長や自信にもつながったといいます。
将来は、中国語の学びを漢方分野に活かし、中国に渡って本格的に漢方を学びたいという目標を持っているそうです。
最後に、後輩やこれからコンテストに挑戦したい学生へのメッセージとして「先生や周りの頼れる存在には遠慮なく頼ってほしい」と、エールを送ってくれました。
