2026年10月11日(日)・12日(月・祝)、新潟県新潟市の朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター等で開催された「第59回日本薬剤師会学術大会」において、本学社会人大学院生・中村 智海 氏による研究発表が、「一般演題最優秀賞」を受賞しました。
https://www.nichiyaku.or.jp/files/co/conference/result2026.pdf
中村智海(博士課程3年)
演題:地域薬局における家庭用心電計を用いた心房細動早期発見の取り組み
日本薬剤師会学術大会は、全国の薬剤師や薬学関係者が一堂に会し、研究成果や実践活動を発表・共有する国内有数の学術大会です。
一般演題の優秀賞制度は、第48回大会からポスター発表を対象として実施されてきましたが、第59回大会では、研究発表のさらなる質的向上を目指し、新たに口頭発表も審査対象に加えられました。一般演題優秀賞審査委員会により、学術性、新規性、将来性、医療等への貢献等、総合的な観点から審査を行い、最優秀賞1題、優秀賞5題が選考されました。
今回受賞した研究は、薬局において家庭用心電計を活用し、心房細動の早期発見を通じて、心原性脳梗塞の予防につなげることを目指したものです。
本研究では、地域住民を対象に家庭用心電計を用いたスクリーニングを実施し、心房細動が疑われる所見を確認するとともに、医療機関への受診勧奨や疾病予防に関する啓発活動に取り組みました。
こうした取り組みは、薬局が医薬品の提供や服薬指導にとどまらず、地域住民の健康維持や疾病の早期発見を支援する身近な健康拠点として、さらに役割を広げていく可能性を示すものです。
本学では、今回の受賞を励みに、地域医療の課題解決に資する実践的な研究をさらに推進するとともに、その成果を薬学教育へ還元し、地域社会に貢献できる薬剤師の育成に取り組んでまいります。
本研究は、大光教授が公益社団法人日本薬剤師会の「薬剤師職能振興研究助成事業」に採択され、獲得した研究助成金を活用して実施したものです。


