教育・研究活動研究室紹介

薬学部医薬品化学・物性学講座薬物解析学分野

スタッフ

科目ごとのオフィスアワーはシラバスを確認してください

スタッフ 主な担当科目 オフィスアワー
教授 小松 生明 (博士(農学)) 薬学への招待
病態と薬理Ⅰ
薬理学Ⅱ
基礎薬学実習Ⅰ・Ⅲ
月曜日 13:00~16:00
不在の場合はメールにて対応
教授 田畠 健治 (博士(工学)) 基礎物理学
物理化学Ⅰ・Ⅱ
物理系実習
基礎実習
月曜日・木曜日 13:00~16:00
不在の場合はメールにて対応
准教授 髙村 雄策 (博士(医学)) 機能形態学Ⅱ
形態機能学Ⅱ(看護学科)
薬理系実習
土曜日 9:00~10:00
不在の場合はメールにて対応
講師 岡崎 史泰 (博士(薬学)) 事前学習 火曜日 14:30~15:30
不在の場合はメールにて対応
研究内容

薬物解析学分野では、薬物と生体の相互作用を解析することにより、疾病の予防や治療法そして新しい薬物の開発を目指しています。

小 松

痛みは警告反応としての役割をもちますが、過剰かつ持続的な痛みは「生活の質(QOL)」の低下を招きます。そこで、私たちは基礎実験によって、ガン性疼痛や難治性疼痛に有効な鎮痛薬および鎮痛補助薬の薬効評価とその作用メカニズムの解明を試みています。

  1. 高用量モルヒネ誘発性疼痛メカニズムの解明とその治療法の開発
  2. エッセンシャルオイルの末梢性鎮痛メカニズムの解明
  3. マクロファージ機能を標的としたガン性疼痛とガン増殖に効果のある新規治療法の開発
  4. 生薬や植物より鎮痛成分を単離し、その得られた成分を薬理学的側面から評価および作用メカニズムの解明

田 畠

生体や細胞の代謝機能を非侵襲的に測定する手法や、微生物より作られた化合物の機能解析により新しい薬物の開発研究を行っています。

  1. 光学的酸素センサーの医学的応用
  2. 微生物が作るキレート化合物の機能解明と創薬研究への応用

代表論文

小 松

  1. Liu L, Karagoz H, Herneisey M, Zor F, Komatsu T, Loftus S, Janjic B, Vijay S. Janjic J. Sex Differences Revealed in a Mouse CFA Inflammation Model with Macrophage Targeted Nanotheranostics. Theranostics,Vol.10,No.4: p1694-p1707(2020). (マクロファージ機能を標的としたナノエマルジョンによるCFA炎症モデル牡牝マウスに対する疼痛抑制効果)
  2. Komatsu T, Katsuyama S, Takano F, Okamura T, Sakurada C, Tsuzuki M, Ogawa K, Kubota A, Morinaga O, Tabata K, Sakurada T. Possible involvement of the μ opioid receptor in the antinociception induced by sinomenine on formalin-induced nociceptive behavior in mice. Neurosci Lett. Vol.699: p103-p108(2019). (シノメニンは、ホルマリン誘発性疼痛に対してオピオイドμ受容体を介して抗侵害作用を誘発する)
  3. Komatsu T, Katsuyama S, Uezono Y, Sakurada C, Tsuzuki M, Hamamura K, Bagetta G, Sakurada S, Sakurada T. Possible involvement of the peripheral Mu-opioid system in antinociception induced by bergamot essential oil to allodynia after peripheral nerve injury. Neurosci Lett. Vol. 686: p127-p132(2018). (ベルガモットエッセンシャルオイルは、末梢性オピオイド受容体を介して神経障害性疼痛誘発性アロディニアを誘発する)
  4. Komatsu T, Katsuyama S, Nagase H, Mizoguchi H, Sakurada C, Tsuzuki M, Sakurada S, Sakurada T. Intrathecal morphine-3-gluclonide induces nociceptive behavior through Delta-2 opioid receptors in the spinal cord. Pharmacol Biochem Behav.Vol.140: p68-p74(2016). (モルヒネの主代謝産物であるモルヒネ-3-グルクロナイド脊髄内投与に伴う疼痛関連行動はオピオイドδ受容体を介して誘発する)

田 畠

  1. Kurokawa H, H. Ito, M. Inoue, K. Tabata, Y. Sato, K. Yamagata, S. Kizaka-Kondoh, T. Kadonosono, S. Yano, M. Inoue and T. Kamachi1. High resolution imaging of intracellular oxygen concentration by phosphorescence lifetime. Sci. Rep., 10657. (2015. 5) (酸素分子にによるりん光の消光反応を利用した酸素濃度分布計測システムを開発し、細胞内酸素分布を高分解能で解析した。)
  2. H. Ito, F. Mori, K. Tabata, I. Okura and T. Kamachi, Methane hydroxylation using light energy by the combination of thylakoid and methane monooxygenase. RSC Adv., 8645-48. (2014. 4)(チラコイド膜とメタン水酸化酵素を組み合わせたメタンの水酸化反応の開発)
  3. K. Tabata, F. Hida, T. Kiriyama, N. Ishizaki, T. Kamachi and I. Okura. Measurement of soil bacterial colony temperatures and isolation of a high heat-producing bacterium. BMC Microbiol., 13, 56. (2013)(微生物が作るコロニーの温度測定と高い熱産生能をしめす微生物の単離)
  4. S. Ogura, K. Maruyama, Y. Hagiya, Y. Sugiyama, Tsuchiya, K. Takahashi, F. Abe, K. Tabata, I. Okura, M. Nakajima, and T. Tanaka.The effect of 5-aminolevulinic acid on cytochrome c oxidase activity in mouse liver. BMC Res. Notes, 66. (2011. 4)(アミノレブリン酸のマウス肝臓中シトクロムcオキシダーゼ活性に対する影響)
著書

小 松

  • 「機能形態学 改訂第4版」(櫻田司 編)、南江堂、小松生明(分担執筆)(2018)
  • 「コンパス薬理学 改訂第2版」(櫻田司 編)、南江堂、小松生明(分担執筆)(2017)

田 畠

  • 「メタン資化細菌によるメタン化学変換」 p.249-260、シェールガスの開発と化学プロセス(幾島賢治・八木宏 編)、シーエムシー出版、田畠健治 (2013)
  • 「バイオエネルギーに関わる微生物(メタンの酸化)」p.571、微生物の事典(渡邉信 ・西村和子 ・内山裕夫 ・奥田徹 ・加来久敏 ・広木幹也 編)朝倉書店. 田畠健治, 大倉一郎 (2008)
  • 「生物が作る酵素触媒」p.50-51、トコトンやさしい触媒の本(触媒学会編)日刊工業新聞社.田畠健治, 大倉一郎 (2007)
連絡先

小松 生明 (Takaaki Komatsu, Ph.D.)
TEL :092-541-0161 ext.421
FAX :092-553-5698
E-mail : komatsu@daiichi-cps.ac.jp

田畠 健治 (Kenji Tabata, Ph.D.)
TEL :092-541-0161 ext.433
FAX :092-553-5698
E-mail : k-tabata@daiichi-cps.ac.jp

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